予防歯科
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予防歯科の目的
予防歯科の目的は、口腔内の健康を長期にわたって維持することに重点を置いています。具体的には、虫歯や歯周病などの口腔疾患の発症を未然に防ぎ、それによって口内を常に清潔で快適な状態に保つことです。これらの疾患は、進行すると治療が困難になるため、予防歯科はこれらの問題の初期段階で対応することを目指しています。
予防歯科では、定期的な歯科検診や適切な口腔衛生の習慣が重要です。これにより、初期の虫歯や歯周病を早期に発見し、進行を防ぐことができます。また、正しいブラッシング方法の指導や食生活の改善のアドバイスも、予防歯科の重要な側面の一つです。
虫歯や歯周炎など、口腔内のトラブルを未然に防ぐ。
虫歯や歯周炎の早期発見と治療は非常に重要です。これらの症状の進行を抑制することで、口腔内の健康を保ち、快適な日常生活を送ることができます。定期的な口腔内検診を受けることにより、虫歯や歯周炎などの問題を未然に防ぐことが可能です。このような検診は、口腔のトラブルを予防し、健康的な生活を維持するための重要なステップとなります。
治療の痛み、治療期間、費用を低減する。
治療が痛みや症状が深刻化するのを待ってから始まると、より大きな痛みに直面する可能性があります。さらに、治療期間が長くなり、結果として治療費も増加することがあります。しかし、予防歯科によって症状を早期に発見できれば、治療はより簡単に、痛みも少なく済みます。また、治療期間や費用も大幅に削減することが可能です。
予防はいつから始めるも
予防歯科はいつから始めたら良いか?
予防歯科のスタートに最適なタイミングは、乳歯が生え始める時期です。この時期に家庭でできる日々の予防対策として、ガーゼや乳幼児用の歯ブラシを使用して汚れを優しく取り除くことが重要です。これは、子どもたちの虫歯を予防するための基本的なステップとなります。
歯科医院での予防歯科の機会があれば、フッ素塗布や健康的な食生活についてのアドバイスを受けることが有効です。また、歯科医院への慣れや楽しい雰囲気作りは、子どもたちが将来的に予防歯科を続ける上で非常に大切です。
予防歯科のタイミング
予防歯科に最適なタイミングの一つは、乳歯が永久歯に生え変わる時期です。5歳から6歳の頃から始まり、12歳から13歳頃まで続くこの時期は、乳歯から永久歯への移行期間です。この時期の予防歯科では、シーラントの施術、フッ素塗布、そしてブラッシングの指導が特に効果的です。
大人になっても、または治療を終えた後でも、予防歯科は引き続き重要です。虫歯になりにくく健康な口腔状態を維持するためには、大人になってからも予防歯科を継続することが必要です。
プロによる歯のクリーニング、特にPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)は、口腔内の健康を保つために重要です。定期的な受診とメンテナンスを行うことで、予防歯科の効果をさらに高めることができます。
PMTCとは?
PMTC、つまりProfessional Mechanical Tooth Cleaningは、日常のブラッシングだけでは清掃しにくい場所、歯ブラシが届きにくい場所の汚れを徹底的に取り除くプロセスです。
このPMTCの効果は多岐にわたります:
- 虫歯の予防:バイオフィルムを取り除き、その再付着を防ぐことで、虫歯予防に効果的です。
- 歯周炎、歯周病の改善:歯周ポケット内のバイオフィルムを除去することで、歯肉の状態が改善され、歯周炎や歯周病の予防に役立ちます。
- 歯質の強化:バイオフィルムを除去した後にフッ化物やカルシウムを含む研磨剤やフッ素を塗布することで、歯の再石灰化と強化に寄与します。
- 本来の審美性の回復:歯面のヤニや色素を取り除き、透明感と光沢のある歯面を取り戻します。これはホワイトニングとは異なるプロセスです。
これらの効果により、PMTCは口腔内の健康と美しさを維持するために非常に有効な手段です。
STEP01
カウンセリング
患者様の口腔内の健康状態とご希望を考慮して、一人ひとりに合った最適な治療方針を共に決めます。安心して治療を受けていただけるよう、患者様との信頼関係を重視し、治療中は丁寧な説明と配慮を行います。患者様の疑問や不安に真摯に対応し、治療に対する理解を深めることで、より高い安心感を提供しています。
STEP02
歯垢・歯石の評価
歯垢や歯石の評価に専門的な観察と触診を用います。これにより、歯の表面や歯ぐきの溝に蓄積した歯垢や歯石を確実に把握します。丁寧な検査によって、歯周ポケットや歯の裏側など、見落としがちな箇所もしっかりと評価します。この詳細な評価により、患者様の口腔内の健康状態を包括的に理解し、クリーニングや治療の方針を最適化します。早期発見と適切な評価は、効果的な歯科ケアにとって欠かせない重要なステップです。
STEP03
超音波スケーラーによる歯垢・歯石の除去
高周波の振動を使うことで、歯垢や歯石を効果的に分解し、除去します。この超音波クリーニングは、歯の表面への負担を最小限に抑えつつ、細かな歯垢や歯周ポケットなど、通常の手技ではアプローチが難しい箇所のクリーニングも可能にします。この方法により、歯の表面や歯肉の健康を維持し、徹底的なクリーニングの基盤を整えます。
STEP04
ポリッシング
ポリッシングでは、専用のポリッシングペーストを用いて歯の表面を磨き上げ、その光沢を取り戻します。このプロセスは、微細な傷やくすみを効果的に取り除くことで、歯の美しさを一層引き立たせます。滑らかになった歯面は、歯垢や着色の付着を抑制し、より清潔感のある笑顔を実現します。このポリッシングプロセスは、歯の健康を維持すると同時に、その美しさを追求する予防歯科の重要な一部です。
STEP05
フッ素塗布
歯の表面にフッ素を塗布することで、歯を強化し、二次カリエス(虫歯の再発)や知覚過敏を予防します。フッ素は歯のエナメル質を堅固にし、酸による歯の溶解を防ぐ効果があります。この処置は、歯の表面を丈夫にし、長期的な健康と美しさを支えます。患者様の口腔内の状態に応じて、最適なフッ素処置を行い、歯を強靭なバリアで保護します。
STEP06
口腔内のペースト洗浄
PMCTの最終段階では、使用したペーストを丁寧に洗い流し、口腔内を清潔に整えます。このプロセスを経て、歯垢や歯石のクリーニングが完了し、患者様の口腔はすっきりとした状態になります。これにより、治療が完了し、患者様は快適な口腔環境を実感できます。清潔な口腔環境を維持することは、歯の健康をサポートし、将来的な口腔トラブルを最小限に抑えるために重要です。
ご自宅でも正しいケアをするために
虫歯や歯周病の予防には、丁寧なブラッシングとフロッシングが不可欠です。しかし、歯並びが整っていない場合、歯ブラシが届きにくい箇所や、細かい歯間でフロスが使いにくいことがあります。これにより、歯のお手入れが困難になり、虫歯や歯周病のリスクが高まることがあります。
歯並びの乱れは、歯の間や歯の裏などの十分なケアを難しくします。このため、当院では予防歯科の一環として、歯並びを整える矯正治療を提供しています。歯並びを整えることにより、口腔内を清潔に保ち、虫歯や歯周病の予防が容易になります。お口の健康をサポートするため、この治療をご検討いただくことをお勧めします。